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【高校】高校3年幼児教育進学コース Kさんの成長

卒業を間近にして、自分自身の成長について書き記してくれた一文は、本校の教育が求める本質そのものです。
入学を検討されている多くの中学生のみなさんに届けたい手記です。

高校3年幼児教育進学コース Kさんの成長

卒業を目前にした今、過去の自分と見比べて大きく違うところは自分を愛することができるようになったところです。
この学校に入学してから、自分を愛する、自己肯定感といった言葉を聞く機会が増えたような気がします。怒られるばかりで、何をやっても上手くいかない私にとって「自分を愛しましょう」という言葉は重く、耳にするたびに苦い気持ちになりました。嫌いだという感情よりもずっと深い失望感や惨めさでいっぱいで、自分を愛することがどうして必要なのか理解することができませんでした。毎日、「こんな私をどうやって愛せばいいんだ」、「愛せる箇所なんて見つかるはずない」と自分に言い聞かせ、自分を愛する資格なんて私にはないんだと思い続けました。こんな私が笑って良いはずない、こんな私が愛されていいわけがない、と。自分からの痛みにも、他人からの痛みにも鈍くなった、私に愛されていない私はとても惨めでした。

今、私は私自身を愛しています。どんなことがあっても揺らがないほどに、自分のことを愛しています。駄目なところがなくなったわけでも、自慢できるような長所があったり、功績を残したわけでもありません。ただ、他と比べることなく「これはこれで良いよね」と思えるようになったのです。人から褒められるようなものでなくても、些細な魅力を自分なら気がついてあげられる。ここも駄目だ、これも良くない、ではなく、どんなに小さなことでも自分自身が「悪くないよね」と気に入ってあげれば、それがまた一歩を踏み出す力になるのです。
そして、どれほど駄目な部分が目立って見えたとしても、情けなくなるほどの失敗をしてしまっても、自分の全てを否定する理由にはなりません。一つ嫌なところが見えてしまえば、糸に絡まったように次々と嫌な部分が見えてきますが、その連鎖はただ自分を悲しい気持ちにさせるだけでした。それに失敗をする度に、自分の全てを否定していたら、本来の反省して前に進むべきところから大きく遠ざかってしまうのです。私はこれに気がつくまでとても長い時間がかかってしまいました。

自分自身を愛することは人生においてもっとも心強い味方がいつもそばにいるようなものです。自分のすることやできたことをほめることも、失敗を乗り越えて前に進むことも、愛して、愛されている自分だからこそできることなのです。

私を愛している私がいることで、より強く歩んでいけるような気がしています。

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