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12.212018
【中・高】第85回クリスマス・カンタータ
12月15日(土)、気温が最高8度・最低3度という非常に寒い日でしたが、エディホールは温かい愛の光と天使の歌声に包まれ、この世のものとは思えない美しい空間となっていました。
ご来場くださった皆さまに心よりお礼申し上げます。
昼の部、夕の部を合わせて、800名を超える来場者がありました。
今年は、85回目となります。
戦時中に実施できなかった数年間を含めますと、90年近くも前から続けられてきた本校の誇るべき伝統です。
音楽、演出、衣装など、少しずつ変えられてきた部分はありますが、世の人々への「暗闇を照らす光の誕生」の知らせは、平安女学院の建学の精神のいちばん大切なものとして引き継がれてきています。
また、今年度はこのカンタータに初めて、知能に重い障がいをもつ人たちの施設「止揚学園」の方々をお招きすることができました。
障がいのある人もない人も、生まれたての赤ちゃんも、車椅子のおばあさんも、みんな同じ空間に座り、同じ温かいものを心に通わせ、笑顔になる。
これこそが聖書のいう「神の国」であり、これからも学校として大切にしていきたいと思います。