10月3日(木)6・7限を使って、中高合同の人権学習会が行いました。今年度の人権のテーマは「多様性」です。日本YWCAの幹事であり、セクシュアリティやジェンダー理解に関する活動を続けておられる臼井一美さんに講師として来ていただき、「いっしょに生きる~多様なセクシュアリティのなかで~」というタイトルでお話しいただきました。
講演はとても分かりやすく、また親しみやすく生徒に語られ、後半の質問コーナーでは、たくさんの生徒たちが手を挙げ、身近に感じている疑問から、世界規模の問題までの質問が飛び交いました。
様々なマイノリティに対する偏見や差別は、わたしたちが「考えない」「知ろうとしない」ということから始まるということを改めて学び、一人ひとりが大切とされる愛と希望に満ちた世界に向けて踏み出す一歩を与えられた2時間でした。(チャプレン 古本みさ)