6月10日、中学人権学習会を行いました。学校全体の年間テーマは「いのち」、今回は、コロナ下での「いのち」を考える取り組みです。
まず、 NHKスペシャル「看護師たちの境界線―密着新型コロナ集中治療室」を、視聴しました。東京女子医大病院の集中治療室に据えられたカメラがとらえた、看護の現場の特集です。生徒たちは、若い看護師たちの心身すり減らす献身の姿を、食い入るように見つめていました。
看護の現場に立っている卒業生からの、いのちに向き合う現場からのメッセージも、紹介しました。
中3生がリードして、縦割り班での討論を行い、いのちのかけがえなさを共有しました。
コロナの時代に生まれ合わせた生徒たちは、多くの不自由の中でも、今、この時代だからこその学びを深めた時間となりました。