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2.272018
【高校】≪高校2年 RSコース≫ 高大連携講座 立命館大学文学部出張授業
1月30日(火)「宣教師フロイスのみた戦国日本」東島真先生(日本史研究学域)
2月20日(火)「唐の張継 『楓橋夜泊』詩と寒山寺の鐘」芳村弘道先生(東洋研究学域)
東島先生のご講義では日本を目指したイエズス会の布教と南蛮貿易の結びつきから具体的な戦国日本のありさま、そして現代日本と中世の共通項を学びました。
大変エキサイティングで、「私たち自体が揺らぎつつある世界に生きている」という先生のなげかけを自分に帰す授業でした。
芳村先生は実際の寒山寺の画像をいくつもご紹介くださり、「楓橋夜泊」の寒山寺は現在の蘇州の寒山寺なのか様々な説をご講義、最後は寒山寺の鐘のミニチュアを鳴らして終了。
宋代、室町時代の文章などを資料として受けた授業は資料を読み解くのが難しいところもありましたが、唐詩の世界の時代を超えた広がりを感じられるものでした。
今年度の高校2年生の高大連携授業には、経営学部・文学部の先生に8人来校していただきました。次年度もまた様々な学部の先生の魅力的な授業を受ける予定です。