今年の文化祭は、テーマを「AGNESsible~笑顔をつなぐ。~」と設定し、年度当初予定より2週間遅れで、9月18・19日(金・土)に開催しました。
今年はコロナの影響があり、例年とはある意味全く違う文化祭になりました。例年であれば、多くのお客様をお招きしますが、密の状態を避けるため今年は本校生徒と教職員のみの実施となり、クラブや有志のライブステージも今年は動画発表へと切り変わりました。また、クラス単位の演劇も今年は見送られました。
しかし発想を転換させて、やがていつかはこの年を懐かしく振り返る日が必ず来る、この不自由で窮屈な時期だからこそ、後にやってよかったといえる、最高に楽しい文化祭をイメージすることから企画がスタートしました。
中学では1日目、午前はジャンルの違う6種類の映画作品を鑑賞し、午後はエッセンシャルオイルを使用した手作りaroma除菌スプレーを製作しました。
2日目は、クラスごとに2店舗の縁日を運営し、射的やくじ引き、風船割りや占い館まで、嗜好を凝らした12軒の出店が並びました。また、お菓子セットの販売を生徒会が企画し、収益は全て宗教センターを通じて寄付に使って頂けることになりました。
その他にも、文化祭期間中、室町通りのガラス棚に中高合同のアート作品を展示し、中学はハンドプリントアートを担当しました。
高校では、感染症対策として、Wi-Fi、エアコン(エディーホール)が整備されたことを活用して、iPadで作成した動画発表(クラス・クラブ・有志)やソーシャルディスタンス運動会(エディーホール)を行ない、コロナ禍に負けない文化祭を実現しました。