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3.192018
【校長メッセージ】2017年度 No,8
卒業生のみなさんおめでとうございます。
保護者の皆様、ようやく,一息というところでしょうか。親にとって子どもの成長を見守り続けること苦労もありますが、何にも変えがたい幸せです。先ずはおめでとうございます。
さて、卒業生のみなさん。今日はあなた方の人生の節目の日です。節目と言うのは大切です。「竹は節目で伸びていく」と言われますが人間も同じです。この節目を超えた先の高校生活で更にあなたに与えられた賜物を伸ばしてください。
私は、あなたたちの成長ぶりを、自分のことのように誇らしく思っています。従って、よく平安女学院を紹介する場面でみなさんのことを自慢してきました。
「自分でも信じられないほど積極的になりました。」「前とは違っている自分に驚いています。」こういってくれた人が、あなたたちの学年には多くいます。
ところでみなさんの成長を促したものは何だと思いますか。
「私にもできた」という自信です。
その自信をバネに、高校では「なりたい自分」に向って勉学に励んでほしいと強く、とっても強く願っています。
あなたの未来は、あなたが決めるのです。あなたの夢は、あなたが実現させるのです。そのためには努力することが肝心です。
すでに、「なりたい自分」が決まっている人は、もう一歩踏み込んで「なぜなりたいのか」をとことん考えるのです。
「なりたい自分」が決められていない人は、それを決めるためにいろんな人の生き方を知り悩んで悩んでください。
決まっている人も、決められていない人も、次のキーワードをはずさずに考え、悩みましょう。
それは、自分だけの幸せや、自分だけの利益を求めない事です。
あなたを必要としている人がたくさんいます。その人たちの力になれることは幸福です。
人を喜ばせたい、笑わせたい、助けたい、などそういう思いがあれば、人は頑張れるのです。
それは人間のもつ能力です。取り分け女性は、その能力が高いのです。
あなたが神様から贈られた能力を十分に花開かせて、人の役に立つ人になるために、高校では「なりたい自分」を実現できる学びを深めてください。それを期待しお祝いのメッセージとします。