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学院の歴史資料
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日本で初めてのセーラー服
1903年 平安女学院は全国に先駆けて生徒の服装を統一。
最初は一定の袴(はかま)を着用し、紐に校章入りのバックルをつけて「制服」としました。
1920年 日本で初めて制服を洋装化し、セーラー服を採用。
以後、日本ではセーラー服が女子生徒の制服の「定番」となりますが、本学院のセーラー服は、服飾専門家によれば、素材・縫製・デザインいずれにおいても、広く知られる「セーラー服」とは違う、独創的で文化的価値の高いものとされています。
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日本最古級のリードオルガン
2014年 秋に解体修理され、再びそのみごとな音色を復活させた平安女学院所蔵の「リードオルガン」。
この、アメリカのメイソンハムリン社製のオルガンは、パリ万国博覧会(1867年)をはじめ数々の品評会でにおいて多くのメダルを獲得している名品です。
オルガン内部に刻印されている製造番号から、1866年製の日本最古級のものであることが確認されました。
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旧二条城跡の石碑
織田信長は天下統一のため1568(永禄11)年、足利義昭を奉じて入京。
翌年義昭のため築城したのが旧二条城と呼ばれるもので、京都御苑の一隅から平安女学院にかけての一帯にかけての地にありました。
石碑は、平安女学院大学室町館の北東角にあります。
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菅原道真が産湯をつかった古井戸跡
「烏丸通下立売下ル天満宮」は菅原道真誕生の地で、本校のキャンパス内に現存する古井戸は、「道真公産湯の井戸」と伝えられています。
菅原公は文学の神として貴ばれたことから、京都移転後の学院の名称を「道真学校」とする意見もあったといわれます。