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【校長メッセージ】2020年度 No,4

みなさんご機嫌いかがですか。
いつもと違う夏休みはどんな過ごし方になりましたか。例年だと開放感に浸り、日頃行きたくても行けない場所に出かけたり、会えない人に会いに行ったりと楽しみも多い夏休みでしょうが、今年は外出を控えて、家で過ごす時間が増えた人もいたことでしょう。そのおかげで、宿題がはかどったとか、新しい楽しみを見つけたという人もいるかもしれませんね。

私の夏休みは手首の骨折・手術というハプニングや退院したその日には、母が亡くなるなど気が沈む出来事にみまわれました。それでも、仕事を持っているということはとてもありがたいことで、一日も早くパソコンを使えるようにとリハビリに励んだり、仕事に向かうためにポジティブ思考に切り替えたりしながら今日の新学期を迎えています。
みなさんは、気持ちのスイッチを学校生活に切り替えて今日から過ごしましょう。

さて、2学期もコロナ感染が収まる気配がない中での学校生活ですから気がかりなことがたくさんあります。そこで、2学期の学校生活が、安全・安心に過ごすために、感染予防について確認しておきたい点をお話しします。そのために、世界中で2330万余人、日本でも62700人あまりの感染者を出している新型コロナウイルスの「賢さ」狡猾さについて確認しておきましょう。

ところで皆さんが知っているウイルスにはどんなものがありますか。
インフルエンザウイルス・ノロウイルス・エイズウイルスなどが多いかと思いますが、これらのウイルス感染症に対しては一定の治療方法が見出されていますから、恐怖感は少ないですね。しかし、これらの病気も侮ることはできません。それは感染者が死に至る確立も低くないからです。
では、新型コロナウイルス感染症はどうでしょうか。感染から発症までの期間が、以前流行したサーズやマーズに比較しても長い。感染後の症状も無症状や軽症のケースがあり、ウイルスに感染した人が知らないうちにウイルスを感染させてしまう行動をしてしまう結果、どんどんウイルスが他の人の細胞に侵入して感染を拡大させてしまうのです。
もし、ウイルスが強い力を持っていて、細胞に侵入したとたんに症状を発症させるとしたら、感染者は隔離治療を受け、ウイルスの拡散防止の可能性が高くなることもありえるわけです。
もう一つコロナウイルスの「賢さ」は、どんどん変異していくということらしいのです。武漢のコロナウイルスとヨーロッパのコロナウイルスとは同質ではないということはすでに知られていますが、もっと変異しているといわれています。つまりワクチンが開発されても、どの型のコロナウイルスにもそのワクチンが効くとは限らないとも言われています。
従って、このコロナウイルスと付き合う術を、私たちは身につけないといけないわけです。そのためには現段階で感染症予防策として有効といわれている「手洗いとマスク・3密」を避けることを忠実に実行するしかありません。つまり「新しい生活習慣」を定着させるということです。

最後に大切なことを伝えます。キリスト教学校で学ぶ生徒は、社会的に弱い立場に追いやられている人々に寄り添うことのできる人間に成長することが求められています。コロナウイルス感染症は、免疫力が低下している人に、死にまで至る危険性を伴う重症化をもたらせます。自分さえ、自分の家族、自国さえ感染しなければいいという利己的な考えや行動を行なう人間を育てる教育をしていません。感染しない・させないことは自他を大切にする愛の実践です。しかし、どんなに気をつけていても感染することもあります。それを、誹謗中傷・差別的言動は愛の実践とはかけ離れます。今回のコロナ禍での対応も、この視点をもって、みなさんが感染予防に臨んで欲しいと強く思います。そして、今日から新しい生活習慣として、食事中の会話は、飛沫感染上、やめましょう。おしゃべりは食べてからマスクをしてする習慣を徹底しましょう。では、健康で素敵な2学期の学校生活をみんなで作っていきましょう。

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