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【校長メッセージ】2021年度 No,1 中学校入学式 告辞

みなさん、平安女学院中学校への入学おめでとう。

90名の中学1年生を迎え、明日からの学校の賑わいに私たち教職員も心踊る思いです。
保護者の皆様、人格形成上重要な時期の教育を本校に委ねていただき、御礼申し上げますとともに、お子様のご入学をお祝い申し上げます。

さて、新入生のみなさん、制服の着心地はいかがですか。少し大きいでしょうが、中学3年間のみなさんの成長は、必ずその大きさに見合うものとなることでしょう。
俵万智さんという歌人は、「制服は未来のサイズ」と呼んでこんな短歌を詠んでいます。
「制服は未来のサイズ入学のどの子もどの子も未来着ている」この歌のように、あなた方には大きな未来があります。その未来に向けて大切な力を、今日からこの学校で身につけていきましょう。そのため、本校では、未来に生きるみなさんに3つの力を育てることを目標にしています。その力は、自尊感情と共感力と対話力です。おぼえておいてください。

では、最初に届けるメッセージを伝えます。「この世に生まれてきた全ての人は、望まれて生まれてきたかけがえのない大切な存在である。」ということです。
このメッセージが、自尊感情です。あなたの存在そのものに価値があるということなのです。人間誰しも、得意不得意があります。だからといって、その人の価値が変わることは決してありません。何かができないからといって、自分がダメな人間なんて思っちゃいけません。何かに優れているからといって、優越感をいだいて、人を馬鹿にしたりすることもいけません。あなたが大切な存在であると言うことは、あなた以外の人も同じように大切な存在だということを心にしっかり刻んでおいてください。

次に、共感力です。あなたには、悲しいとき・苦しいとき・嬉しいとき・楽しいときにそれを感じることができる力が宿っています。それを感受性といいます。その感受性を豊かに育てましょう。そうすれば、あなた以外の人々の思いに寄り添える人になれます。それが共感力です。「泣く人と共に泣き、喜ぶ人と共に喜ぶ」そんな人になりましょう。

3つ目の力としての対話力は、あなたの考えを相手に伝える力です。そのためには、様々な知識を得て、その知識を活用しながら考え、表現できる力が必要です。

学校という場は、「何かが分かる、何かができるようになるために励む場所」です。そして、「失敗を繰り返し成長する場所」です。しかし、「分かる・できる」には必ず個人差があります。人と比較するのではなく、自分自身の昨日と今日と明日、1年後3年後を見つめながら成長を獲得していってください。そうすれば、その先に、あなたの未来が開けるはずです。その未来が、愛と平和で結ばれる世界であるように、あなたの未来に希望の光がさすようにと願いながら、私たち教職員は力を尽くすことを約束して告辞とします。

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