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【校長メッセージ】2021年度 No,2 高校入学式 告辞

みなさん、ようこそ。平安女学院高等学校へ。
私たち教職員一同は、今日の日を大変心待ちにしていました。
保護者の皆様、お子様のご入学お祝い申し上げます。

さて、新入生のみなさん、平安女学院の制服の着心地はいかがですか。
俵万智さんという歌人がこんな短歌を詠んでいます。
「制服は未来のサイズ入学のどの子もどの子も未来着ている。」先ず、入学に当たってこの歌を皆さんに送ります。この短歌は、制服にたとえて「どの子もどの子も」「大きな未来がある」と詠んでいるところが素晴らしいと思うのです。皆さんは、今日から、それぞれの未来への希望を携えて、新しい歩みを、ここから始められます。

その未来が豊かになるように、私たち大人たちはみなさんと共に歩みたいと考えています。

ところで、本校では、「この世に生まれてきた全ての人は、望まれて生まれてきたかけがえのない大切な存在である。」というメッセージをみなさんに届けています。それは、あなたの存在そのものに価値があることを自覚して欲しいからです。人間誰しも、得意不得意があります。だからといって、その人の価値が変わることはありません。しかし、残念なことに、何かができる人と、できない人の間に、人としての価値に差があるかのように思う人がいたりします。そのような社会の影響を受けて、自分を卑下したり、逆に優越感を持って、他人を馬鹿にする人がいます。そんな様子を見るにつけに、情けないというか悲しくなります。

そこで、みなさんに3つの願いをお伝えします。
1つ目の願いです。学校という場は、「何かが分かる、何かができるようになるために励む場所」です。そして、「失敗を繰り返し成長する場所」です。しかし、「分かる・できる」には必ず個人差があります。人と比較するのではなく、自分自身の昨日と今日、明日を見つめながら成長を獲得していってください。

2つ目の願いは、自分を慈しみ、愛する、つまり自分を大切にしながら、失敗を恐れず、さまざまなことを経験して欲しいということです。

3つ目は、あなた以外の人も、「この世に望まれて生まれてきた大切な人」だということを、あなたの心にしっかり染み渡らせて、いろいろな人と、交わる努力を惜しまないで欲しいと願います。

みなさん
今、世界は、「誰一人取り残さない世界の実現」を目指して17の目標を掲げています。SDGsです。
今、世界は、コロナという困難に向き合い、いのちの大切さと、助け支えあう大切さを再認識しています。
みなさんが生きる未来は人として本当に大切なことを求める社会です。人として本当に大切なことを、この学校で学び、3年後の18歳には賢い主権者となれるように成長しましょう。私たちはそのために力を尽くすことを約束し、告辞とします。

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