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【理事長・学院長メッセージ】2021年度 式辞

現在は、新型コロナの流行で、勉学に励むのも困難な時代で、学生生徒の皆さんや保護者の皆様もご苦労されていると思います。
幸いなことに、平安女学院の希望者すべての教職員・学生・中高保護者の皆様や学院の協力業者等1,800人の方々に、ワクチン接種がいち早く終了したことは嬉しいことです。これも文部科学省からの情報を早く知らせてくれた職員の功績で、早く決断が出来たことを感謝しています。

聖書のヨハネの福音書の17章には、3回も「皆さんが神様を中心にして一つになりましょう」と記してあります。教えとして、例えば21節に「父よ、あなたは私のうちにおられ、私があなたの内にいるように、すべての人を一つに」これは、父なる神様と、イエス様が一つであるように、信者の兄弟姉妹が、一つになるように願っておられます。新型コロナウイルス感染症対策のためにも、平安女学院の発展のためにも、心を一つにして安寧秩序を保つことにより、学内の人々が神様の示された同じ方向に進むことが望まれています。

私が理事長・学院長に就任し、2003年に「平安女学院ミッション宣言」を発表し、「建学の精神」と共に教職員に唱和をしてもらっています。
学院にかかわる皆様方とともに、改めてここに書かれた言葉をかみしめて、日々の教育に取り組んでいきたいと思います。

「建学の精神」

知性を広げ、望みを高くし、感受性を豊かにし、そして神を知らせる。

「ミッション宣言」

平安女学院は、21世紀に生きる夢のある学院として、輝くビジョンを旗印として掲げ、教職員は魅力ある人間となるため、常に研鑽に務め、危機感を持ち、勇気と創造力により改革を推進します。全学院が一致協力のもと、中高大一貫教育を進めるための、教育過程を根本から見直すと共に、夢のある学科コースの創造に務めます。労使協調のもと、健全な財政に基づき、教学の強化発展を図り、建学の精神であるキリスト教の教えに立ち、心身ともに自立し、日々変革する社会に適応しながら、感受性豊かで、知性と愛のある女性を育成します。

行事の終わりに皆さんと共に、主のお祈りを唱えます。

天におられる私たちの父よ、み名が聖とされますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
私たちの日ごとの糧を今日も、お与えください。
私たちの罪をお許しください、私たちも人を許します。
私たちを誘惑に陥らせず、悪よりお救いください。
国と力と栄光は、永遠にあなたのものです。
アーメン

ステパノ 山岡景一郎

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